眠りが浅いあなたへ
夜、ベッドに入っても頭の中で次の日のことがぐるぐる回っていませんか?
「あと少しでいいから休みたい」と思いながら、スマホを閉じたはずなのに、なぜか体が重だるい。
まるで頭だけがずっと走り続けているような夜。
そんな日は、朝になっても疲れが残りますよね。
「ちゃんと寝たはずなのに」「休日もゆっくりしたのに」…それでも取れない疲れ。
実はそれ、心と神経の休む力が落ちているサインなんです。
寝ても疲れが取れないのか?
原因はいくつかありますが、最近の研究では次のようなことが分かっています。
まず、睡眠の質を左右するのは「自律神経」のバランスです。
ストレスや過労が続くと、体が“戦うモード”のまま眠りにつこうとするため、脳が十分に休めません。
その結果、8時間寝ても深い眠りに入れず、体が修復されないまま朝を迎えてしまうのです。
そしてもう一つ、習慣の乱れも見逃せません。
寝る直前のスマホ、夜食、遅い入浴これらはどれも体内時計を狂わせ、疲れを溜め込みます。
あなたの「疲れやすさ」や「やる気が出ない」という悩みも、実はこの悪循環のせいかもしれません。
中途半端で続かないは、意志が弱い?
ここで伝えたいのは、「根性が足りない」なんてことではないという事です。
むしろ、あなたは頑張り過ぎているのだと思います。
人はエネルギーが足りない状態だと、何を始めても少しの壁で止まってしまいます。
それは意志ではなく、脳のガソリン切れのようなもの。
だから、自分を責めるよりも、どうすれば自然にエネルギーが増えるか?を考えることが大切です。
疲労回復の新しい考え方
疲れを取る方法は、ただ寝る事ではありません。
最近注目されているのが、「感覚の疲れ」を癒すケアです。
目で見て、耳で聞き、肌で感じるものが、あなたの回復力を左右します。
たとえばこんな方法があります。
あたたかい照明を使うこと。
就寝前にオレンジ色の光に変えるだけで、メラトニンが放出されやすくなります。
風の音や自然音を聞く。
脳波がアルファ波に切り替わり、リラックス状態が生まれます。
香りの力を使う。
ラベンダーやベルガモットなど、ストレスホルモンを抑える研究結果もあります(日本睡眠学会・2023年調査)。
寝具の肌ざわりを見直す。
ポリエステルよりコットンやリネンの方が、体温調整がスムーズに。
こうした「小さな五感ケア」を積み重ねることで、自律神経が整い、「寝ても疲れが取れない」状態から徐々に抜け出せるでしょう。
できる3つの打開策
そんな余裕ないよと聞こえてきそうです、でも5分で出来るものばかりです。
-
“寝る前スマホ3分カット”ルール
寝る3分前だけでも、スマホを見ない時間を作る。
これだけで体温が自然に下がり、眠りやすくなります。 -
“起きてすぐ深呼吸”習慣
朝の深呼吸で酸素を増やすと、脳の血流が上がり、午前中の疲労感が軽くなります。 -
“笑う”を1回入れる
テレビでも、漫画でも、SNSの面白ネタでも構いません。
笑うと副交感神経が優位になり、筋肉の緊張が解けます。
意外ですが、医学的にも「笑い療法」として推奨されています。(厚生労働省研究・2022年)
回復の投資
健康にお金かけられない。
そう思っていませんか?
でも、健康はコスパが最強の投資です。
たとえ1日5分でも質のいい休息をとれる人は、集中力が上がり、仕事の結果も違ってきます。
最近の調査では、1日6時間睡眠で働く人よりも、7時間半きちんと眠る人のほうが、生産性が約13%高いというデータもあります(スタンフォード大学・行動研究センター、2024年公表)。
つまり、ちゃんと休む=効率よく働くことなのです。
これを知らずに「今日もがんばる」を繰り返すのは、とてももったいないことです。
考え方の転換
疲れを取るとは、単に体を休めることではなく、自分を許す練習でもあります。
忙しい日々の中で、常に「もっとやらなきゃ」と自分を追い込んでいませんか?
休むことは、怠けではありません。
脳に必要なのは、「安心」なんです。
安心できるとき、人は自然に深呼吸し、よく眠り、よく笑えるようになります。
疲れたフリでもOK
どうしても動けない日には、無理にがんばらなくていいんです。
「今日は疲れてるフリをしよう」と思って、あえてゴロゴロしてみる。
実はそれだけでも、脳は「やっと休める」と錯覚して副交感神経が働きます。
つまり、サボりの演技さえ、あなたの回復の味方になるのです。
ちょっと笑えますが、効果は意外と本物です。
3つのポイント
-
休む力を取り戻すこと。
ちゃんと眠るより、“深く眠る”ことを意識しましょう。 -
五感を整えること。
光・音・香り・肌ざわりを変えるだけで、眠りの質は変わります。 -
自分を責めないこと。
「続かない」ことは失敗ではなく、エネルギーの警報サインです。
最後に
あなたは本当によく頑張っています。
周りからは見えなくても、積み上げてきた努力はちゃんと体に刻まれています。
でも、エネルギーが空っぽのままアクセルを踏み続けると、どんな車も止まります。
少し立ち止まって、エンジンを冷やす時間を持ちませんか?
今のままでも、あなたは十分価値ある人です。
だからこそ、休む勇気を持つことこそ、次の一歩につながるのです。
少し深呼吸をしてみてください。
きっと「まだやれる自分」が戻ってくるでしょう。
あなたの疲れが、少しでも軽くなりますように。
今日は、早めにおやすみください。
